その受け取り方損してる?間違った年金の受給の仕方




 

人それぞれ貰える年金の種類や金額、受け取る年齢が違います。

 今回は、報酬比例部分という緑の封筒が届いている方に特に見ていただきたいと思います。
 
 
主な年金の種類
1.老齢基礎年金(国民年金)
2.老齢厚生年金(厚生年金)
 
その他
遺族年金
 
始めに、
1.老齢基礎年金とは、一般に国民年金と呼ばれる年金であり、20歳から60歳までの40年間保険料を納付することで満額の老齢基礎年金が受給できます。
国民年金の受給要件としては、法改正後10年の納付期間が必要となります。
 
2.老齢厚生年金とは、厚生年金と呼ばれる年金であり、一般的な会社員(サラリーマン)がこれに該当します。
 
3.企業年金とは、企業が勤労者の老後を豊かにするために公的年金に加えて企業から個人に支給される年金です。
 
その他年金もありますが割愛...
 
 
年金は早く貰うと損だと考える人がほとんどだと思います。
テレビであったり、新聞であったりインターネットの普及で情報が飛び交い、間違って覚えてしまうことも多々あります。
 
年金受給の誕生日3ヶ月前に緑色の封筒が自宅宛てに送られてきます。
この年金の請求をしない人がたくさんいます。
 
なぜ緑の封筒の年金請求をしないのか?
年金を早く貰うと金額が減る。
まだ働くから年金貰わない方が増える。
そう考えている方がほとんどではないでしょうか?
 
年金が増減すると思っている年金は下図、65歳からの年金が増減するのです。
 
報酬比例部分老齢基礎年金の※1.繰り上げ を混同している人が多く手続きをしない人が多い。   ※1.繰り上げとは、65歳からの老齢基礎年金(同時に老齢厚生)を早く貰う事。
 
 
 
請求しないとどうなるの?
例えば、S25.1.1生まれの男性が60歳で貰えるはずであった報酬比例部分を、66歳で請求したとする。年金は時効というものが存在し、5年で年金は消滅してしまうため、60歳から5年を過ぎた1年分は時効によって年金が貰えない。
 
働いていて、年金支給停止なら請求しなくてもいい?
給料が多い人は、年金が貰えないだろうと思い請求しない方もいると思いますが、一度お近くの年金事務所日本年金機構HP参照)に相談してみて下さい。貰える可能性もあります。
また、総報酬月額相当額=その月の標準報酬月額+その月以前の1年間の標準賞与額の総額÷12によって支給停止額が変わってくるため、年金が出てきたり出なかったりが毎月変動があるため、請求だけはしておきましょう。
 
※会社から、日本年金機構に給与やボーナスの通知があるため、個人としては毎月報告する必要はありません。
 
 
 
 
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